「これは…何と言ったらいいのかな」 彼の整った顔が、俄かに曇った。 僕にもくれと言われたから手元にあったゆずのくずきりを手渡して。男性らしく大きな手が容器を受け取り、繊細な長い指がスプーンを取って。形のいい唇にスプーンが触れたと思ったら、スプ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。